円安?どう乗り切る?

24年ぶりの円安・・・・って、旅行が行きずらくなるかな?

日に日に円安が進んでいると、海外旅行で不安になるのは旅行代金。それも、事前に支払うお金もですが、行ってから掛かる見えない滞在費ですよね。

昨今物価高と相まって、なんだかとんでもないことになっているような気配。

マクドナルドでの食事が3,000円とか、レストランに行けば、チップだけでも10,000円とか。恐ろしいニュースが飛び交っています。

そう、せっかくの海外旅先での日々の生活費、どうなっているのか、不安になってしまいますよね。

 

さて、実際、円安時の海外旅行、どうやってプランすればいいのでしょうか?

物価高、実はコロナ前から始まっていた!?

まずは、旅行に影響する円安の不安から気持ちを整理してみましょう。

 

グローバル化を目指していた世界、どんどん世界が小さく近くなって来たのに、今年、突然のロシアのウクライナ侵攻で、物流が滞ることに。。。

経済だけに関わらず、いろいろな面で考えさせられましたね。

世界中がエネルギー問題を抱え、平和の脆さも見せつけられ、毎日、値上がりのニュースを聞く日が続いています。

せっかくコロナで世界が遠のいていた日が戻りつつあるときに、この値段の上昇と為替の変動は旅好きにとってはなかなかきついものがあります。

 

ただね、ケチケチを考える前に、いままでの海外旅行と少し意識を変えるのにいいチャンスだと思いませんか?

環境の問題や、経済の問題、円安も世界を旅するといろいろな日本が見えてくることになって、旅にも深みが出て来ると思うのですよ。

ちょっとお財布は軽くなるけれど、それ以上に自分を豊かにする旅を考えてみましょうよ。

物見遊山でもなんでも、実際に世界を直に見るだけでも、ずいぶん学びになることが多いはずです。百聞は一見に如かずの言葉、リモートばかりの時間を過ごした後は、血液がすっきりクリアになって流れるのを感じられるはずです。

 

今、日本は(世界が)物価高にあえいでいますが、実は、コロナ前のインバウンドに沸いていた頃から、すでに日本は円高だったにも関わらずかなり物価の安い国だったんですよ。 

 

その頃に海外旅行に行っていた人は、当時のことを思い出してみてください。

ちょっとお昼を食べようとカフェで食事、軽く3,000円くらいはしていませんでした?

観光地だったりするとあまり意識しませんが、コロナ前、1ドル115円、1€は130円くらいだったでしょうか? 

あれ、日本ってけっこう物価安いのかもって思った人、多いと思いますよ。

例えば、当時も今もですけどね、日本で普通にランチするとして、東京だって、1,000円もあれば、お昼、問題なく食べられますよネ。

マックや、立ち蕎麦ならもっと安く済ませられます。

そう考えると、3年前と今、そんなに大騒ぎするほどの差は旅行としてはないのかもしれません。

2019年 ビッグマック、390円 と 5.7ドル じゃ、いくら?

 

 

 

分かりやすいところで、ビッグマックの2019年の価格は390円、アメリカは5.7ドルでした。

この時、1ドルは約110円 じゃ、5.7ドルはいくら? 

627円!!! 

 

390円対627円です。高いですよネ。。。

でも、当時は円安って言われていたので、誰もマックの値段なんて騒いでいませんでしたよね。ニュースにならなければ、あまり気にもしないのかもしれませんよ。

 

今さらではない海外物価事情。

ず~~~~~っと円高、円高と言われていたので、気が付かなかった人も多いと思うけど、今行くと海外は高い!と思い込むのはちょっとここではやめてみましょう。

アメリカあたりはチップが上乗せされます。チップの習慣がない私たちにしてみると、相場20%の上乗せって確かに大きいのは確かですけれど。

 

旅行先で食べ歩きは楽しみの一つだし、どうしても観光客御用達のようなお店に行きがちだし、パッケージツアーでお食事付きだと、あまり細かいお金に気が付いていなかっただけかもしれませんが、世界はもうコロナなんかが蔓延する前からインフレ気味だったんで、今更、円安で高くなったわけではないんだと計画をしたほうが前向きだというものです。

 

今、外国人が日本に来たら、買い物天国とも言われていますが、この話でいけば、アメリカやヨーロッパの人にとっては、さっきのマックの話ではないですが、当時だって600円以上のビッグマックが400円で食べられていた。もっと言えば、現地では高級料理と言われていた寿司を代表とする和食が、1,000円ランチで食べられるってすごいことだったんですよ。

 

当時から銀座の老舗の経営者さんたちも嘆いていました。日本は価値あるものが「それなりの値段」で評価されないって。

ちょっと食事をして何万円もなんて、一般庶民には高値の花だけれど、考えて見たら、おフランスのミシュランのレストランでお食事って考えたら、ふむ、納得。。。その時から、すでに私たちは悪いデフレの中にいたってことを自覚しましょう。

100円は100円、1ドルは1ドルと考えて旅を楽しもう!

ということで、円安は確かにきついけれど、1円の為替で何億も差が出る大企業とか、日本からの仕送りで家賃や光熱費までやりくりしている留学生ならともかく、ここでの話は数日から数週間の海外旅行です。1ドルが110円から140円になったとしても差は30円です。

日々の暮らしとしての物価高のつらさに比べたら、旅行の仕方でなんとかなる差かなと考えませんか?

 今、日本(東京)の最低賃金は1,041円です。

いっぽう、スイスは2,700円、アメリカは2,200円越えと言われていますよネ。多少の貨幣価値の違いは海外旅行にはつきものです。

すぐに日本円に換算してしまいがちですが、100円はここにいての100円。海外にでたら、価値はその国の1ドル、1ユーロ、1シリング、1ルピーに過ぎません。

 

海外に行くわくわく。未知なる経験や体験で得る感動は、お金で換算できない大きいと思うのですよネ。コロナでおこもりしていたストレスがぱ~っと発散されて、細胞がリッチになるのがきっとわかると思うのよ。それだけでも行った価値はあると言うものです。

 

えっと・・・日本円にすると幾ら。。。ええっ!!!!

なんて考えていると、水も飲めなくなってしまいます。

100円はどこまでいっても、日本でしか通用しない100円。1ドルは1ドル。これが大事です。

 

さて、気持ちが整ったら、実際に節約する方法を考えてみましょう。

人との出会いがない旅は旅じゃない!

  円安と賃金の安い国から海外旅行するなら。

 

1,旅の目的を見えないものにする。

 

2,より日常を楽しむ旅にする。

 

3,ここだけは特別を作る。

 

4,自分のことだけを考える。


旅の目的を見えないものにするとインスタ映えの景色に出会える??

なんだ、そりゃ。と思わないで下さいね。

旅の目的って別に必要はないのだけど、パッケージなら、行き先やスケジュールが見えるので、それをチェックして選べばいいのですが、個人旅行の場合、観光地とか、レストランとかをぎっしり目的にしてしまうと、せっかくの自由旅がかえってプランに縛られてしまうし、予期せぬトラブルでさらに余計な出費が嵩む可能性が高いものです。

なので、あえてスカスカの余裕のある内容にするのがお得の最善策です。

さて、お天気も良いし、まだ夕食には間があるし、がんばって庶民のバーに行って、誰かに話しかけて見ようとか、タクシーとかは使わずに電車や地下鉄、いや、やっぱり町歩きに徹しよう。道に迷ったら、誰かに聞いてみよう、とか。今日は現地語の挨拶を10人と交わそう。素敵な人と友達になってみよう。などなど。お金などなくても、楽しむことは結構たくさんあるものです。

 

異国って、ただ歩いているだけでも不思議な発見があるもの。人々の態度や、生活感を見るだけで、大袈裟に言えば国際感覚が身につくものです。

カフェで1時間でも2時間でも座って、道行く人を見ているだけでも、いろいろなハテナに出くわします。もし、何故だろうを隣の人に尋ねたら、それだけで旅は素敵な展開になると思いませんか?

私は、年賀状さえ出さないことも多いのですが、旅先では絵葉書を書くことをします。絵葉書はお土産として買う人が多いのですが、私は、その地で書いて出します。それこそ、町歩きの途中で、素敵なカフェを見つけたら、そこに陣取って、普段、メールやラインでしかやり取りをしない人に、その場の景色をさらっと1行か2行。帰国してから届いたっていいんです。貰った方も、絵葉書ってとっても新鮮で嬉しいものですよ。それが思い出話として、一緒に旅をしていない人とも旅を共有することになったりするのです。バラマキのお土産を渡すより、ずっといいと思いませんか?

ここで大事なことは、住所を確認して出かけること。今どきは電話番号やメルアドだけで、住所知らない!ってことありますから。

エアメールって書いて出す。気分も上がるし、ポストカードと切手代なんてたかが知れています。それに、切手を買ったり、敢えてポストを探してみたり、郵便局に記念切手を探しに行ったり、いろいろな場所、たくさん町の人と触れ合えます。

そして、一息ついて、また町歩きに出かけましょう。

そうそう、そうしていると、その地の人々の楽しい生活も見えてきます。似たものばかりの観光地の画像なんて比べ物にならないくらいのインスタ映えの景色にもたくさん出会えますよ!

より日常を楽しむ旅をする

パッケージツアーだと、目的地までバスで行って、観光というパターン。街を歩くといってもガイドさんについて、話を聞きながら行くだけ。安心で安全だけれども、あ!素敵って街並みを見ても、ゆっくり自分のペースでそぞろ歩きという訳には行かない。

でも自由旅行なら、まるで映画の世界に迷い込んだように興味津々の街歩きが出来ますよね。覗き込んだ路地にはいつも面白い庶民の暮らしが見えるもの。どんな繁華街でも、逆に静かな小さな町でも、住む人さえいれば、そこには生活感にあふれる景色があります。小さなキオスクみたいなお店。スーパーマーケットなどなど。ランチ時には、ベンチでサンドイッチをほおばる地元のOLさんたちだっているし、昼下がりにのんびりおしゃべりを楽しむおじいさんたちがいたりする。

今は世界的に物価高だから、みんな生活は大変だと思いながら、おじいさんたちの年金はいくらかしら?なんて考えながら、それも旅の楽しい景色の一つだと思います。

スーパーでフルーツとサンドイッチを買って、ベンチでほお張りながら食事を楽しむのもいいと思いませんか?

見知らぬ誰かと目があって、ニコッと笑えば、会話も始まるかもしれません。たとえ、外国語が苦手でも、二言三言、挨拶を交わして、どこから来たの?くらいの会話だけでも外国で旅した気分。後まで忘れない素敵な思い出になります。誰かに現地のB級グルメを紹介してもらえるかもしれません。

子供たちの遊び場や、住宅地の景色、庶民の生活雑貨を売っているお店なんて、オモシロさいっぱいです。別に買わなくても、現地のコンニチワかハローといって中に入ってみましょう。これなんだ、あれなんだ?のものたちに溢れています。

そう、時々、見たことも聞いたこともない日本語で書かれた食材や調味料に合えたりします。

庶民の人々が集う市場もアミューズメントパークのようです。入場料もかからないし、その国の生活が鮮明に見えます。人々の働く姿も楽しいし、食文化や、買い物の仕方をみているだけで、環境も分かります。旅としてはかなり価値の高いものだと思いますよ。

市場でみつけた。相撲わさびってなんだろう。。ワサビ味のドレッシング?
市場でみつけた。相撲わさびってなんだろう。。ワサビ味のドレッシング?

ここだけは特別のしたかった・欲しかった・食べたかった!は絶対あきらめない!決行!

先に書いたけど、円安、円安って言って旅をあきらめるのもひとつの選択です。

為替レートに関係なく、物価の高い国や地域は昔から山とある。特にセレブに人気のリゾートの島なんかは、物価は高い。それでも美しい海やマリンスポーツ、リラクゼーションスパやマッサージ。ヤシの木に囲まれたプライベートの海に浮かぶコテージなんかはハネムーナーの憧れ。

そんな場所で、地元のスーパーに買い出しに行って海辺で食べるなんて、そりゃ、プランそのものを変えたほうがいいと思うのも正解だと思います。

 

ケチケチも実は楽しいし、工夫のし甲斐もあるけれど、これだけは、旅の贅沢っていうことをあきらめちゃいけないと思いますよ。お金を使うと、気が晴れたりストレス解消になることも多い。アクティビティでも、ショッピングでも、三つ星レストランの食事でも。憧れのホテルに泊まるでもなんでもいい。

一つくらいは、非日常の夢の行動を入れ込むのも海外旅行!ってものですよね!

100円は100円、その国の貨幣ではそのものの価値は、日本円に換算するのではなく、その国の価値なんだから。

今は、世界中で同じものが買える。ということで、日本で買い物をする外国人が増えるのは当然かもしれないけれど、旅に出る目的の一つに、そこでしか出来ない、手に入らない、味わえないというものも必ずある。行く価値があるってそういうこと、ここだけは譲れないって楽しみは我慢しないで旅をしなきゃ。

 

昔ね、北海道の友人が言っていた。北海道はラーメンが美味しい。でも東京であの味はどうしても食べられない。支店が出来ても、同じ麺で同じスープでもだめ。結局、その土地の気候風土とその味があって、初めて「あの味」なんだよね。同じものを東京で食べても「あの味」にはならないって。

なるほど、妙に納得する。

私も、インドで気に入った美味しい紅茶のブレンドを買ってきたが、日本ではどうしてもだめだった。水が大きな原因だと思うけど、そう、あの味はあの旅先のあの環境の中だけのものだったんだね。

そこに行って食べるたった一切れのケーキでも、だからこその価値はあきらめちゃもったいないです。

自分のことだけを考える。

海外旅行を安上がりに、自由に行くために、自分のことだけを考えるというのは、かなり重要なことです。

「自由」の定義にもなるのですが、自由ってけっこう辛いことで、「わがまま」や「身勝手」とちがって、自由は背中合わせに「責任」がくっ付いているものと思っています。

自己責任論とは違うので、ごっちゃにしないで下さいね。困った時や失敗した時はちゃんと助けを求めてくださいよ。自分が悪いからなんて思っちゃいけません。

 

ここでいう自由は、まずは自分のことだけを考えること。一人旅ならまだいいですが、友人や恋人との旅行だったりすると、いろいろな価値観の違いに出くわす場面が多いというのが旅の大きな要素です。

 

それ、円安の旅の仕方に関係あるの?

ん~、そうですね。特に関係ないかもしれませんが、お金のことを気にしない旅より気になるシーンが増えるかもしれません。

せっかくの旅なんだからなんでもぱ~と豪勢に行こうよ!という考えの人と、ここでそんな無駄なお金を使うことはないでしょうという人が一緒に旅をしたら、なかなかの諍いが起きそうな気配です。旅先ではこういう小さいことが積み重なって、こんな人とは思わなかった!に発展することはあるあるです。そんなのとってもつまらないことでしょう?

 

自由になるってことは、選択肢の中に、一人になるというチョイスをいれることです。

譲るという感覚がムリなく、ごく自然に生まれたらまったく問題はないですが、旅のあるあるは、何も自分で行動しない人に限って文句が出るという現象です。これにお金が関わってくると、不満が倍増してしまいます。

お金で済むことならとつい思ってしまうかつての日本人は少なくなって来ましたよネ。ましては、円安、物価高ですから。

 

各人のこうしたい、ああしたいは各人が行動すること、つまり自分を解放するこは、旅先でこそトライできることです。

旅に出て人間が成長するってのは、こういう気持ちが行動に移る瞬間です。

言葉にすると大袈裟ですが、行動するのは「えいっ!」って気持ちだけです。

 

あんた、まがまま、勝手にすれば?

ではないんです。

 

お互いが無理をせずに、好きなことをしよう。にするのです。

それでゴタゴタ言う人がいたら、私は、こうする。それでよかったら一緒に行こうの精神です。

高いお店でも、露店のホットドッグでも、高い入場料の観光施設でも、無料の自然公園でも、せっかくの海外旅行、自分の行きたいところ、したいこと、食べたいものを楽しむべきで、誰かのために我慢してお金や時間を使うことはないと思うのですよ。

 

旅の目的が、お子さんの楽しみのため、彼女を喜ばすためとかであれば、そのためにあなたが出来ることを考えればいいのです。それも押し付けではなく、相手が自分のことを考えられるようにしてあげることですよね。

へんな気遣いを持たなければ、案外、そう言ってくれって却って気楽になった。なんてことは多かったりするものです。

 

三ツ星のレストランで、マナーも分からずフルコースを食べるより、町歩きで出くわした庶民的なレストランで地元料理を食べる、そういう発見が旅行の楽しさであるかもしれません。

 

自分のことだけを考える、つまり自分に正直になる、と、みんなハッピーになる方向へ進む、ここを目指しましょう!

 

時間とお金は使ったら戻ってこないものです。大事に価値ある使いかたをしましょうね。

友達や家族カップル。複数人の旅は円安に強い!?

複数で旅をする最大の長所は、宿泊費と食事です。海外では一人でも二人でも宿泊代は変わらないことが殆どです。今、物価高でかつ円安であれば、一人旅より、二人、三人の方が絶対安上がりです。

食事もそう、特に夕食の一人は、けっこう寂しいものです。複数で食事するのはチョイスも広がるし、(海外ではお行儀悪いから要注意だけど)シェアも出来る。キッチン付きのアパートマンやファミリータイプのお部屋を借りれば、スーパーでお惣菜やフルーツ、パンやワインを買えば、朝食はもちろんですが、かなり豪華で安上がりなパーティースタイルのディナーも出来ます。

コスパを考えれば気の置けない友達同士や、カップルの旅は円安に強いと言えるかもしれません。

 

例え家族であっても、旅は朝から晩まで、それを何日も繰り返すと、どうしてもストレスが出てきます。

そんな時は、自分のことだけを考えて、自分のチョイスに従うことが大事だと思うんですよ。

幾ら外国だからって、紛争地帯に行くわけでもないのなら、別行動はいいリフレッシュです。

若者は町に繰り出し観光、お年寄りは部屋で寛いだり、テラスから景色を眺めたり、夕食は一緒にと約束しておけば良いのです。

 

私は一人旅も好きですが、やはり食事の楽しみはなんといっても友人との旅です。でも昼の別行動はよくありますし、時には2日後にあのホテルでなんていって、滞在地を変えることもあります。自分の嗜好に合わせるといろいろな旅の仕方が自然と形作られていくものです。

ショッピングが好きな人は、デパートやショッピングモールへ行く。

アクティビティが好きな人は、気球に乗りに行ったり、別の人は美術館や建物を見に行ったり。

限られた滞在時間に、気の進まないことに付き合っていたらゆっくり時間は使えないし、無駄に忙しい。

時々、友達のプランがとても魅力的で面白そうなら、そっちにジョインします。

なんでも最初にガチガチに決めていかないこと。

行けば、気分も変わるし、天気も降る日もあれば晴れの日もある。気もコロコロ変わるものです。

そう、旅ですから。

旅は道連れ世は情け

バルセロナの市場のフードコートは日本人好みで溢れている。
バルセロナの市場のフードコートは日本人好みで溢れている。
知り合った旅行者たちと家庭料理を楽しむ。ホント美味!ベトナム マイチャウ
知り合った旅行者たちと家庭料理を楽しむ。ホント美味!ベトナム マイチャウ

お~!久しぶりに思い出した言葉です。今や死語に近いですかね。

旅は出会いの宝庫です。

人気の場所にいる人たちは大抵世界からの旅人です。

例えば、現地で知り合って、観光のシェアをすることだって立派な楽しい節約になります。

 

インドなどにいくと、象さんにのって歩くツアーなどがありますが、櫓の定員は4人。当然、1人でも4人でも金額は同じ。そんな時は、並んでいる人に、一緒にどうですかと尋ねたり、逆に尋ねられたりします。一人ならちょっと高いけど、四分の一なら、文句なしですよネ。

 

また観光地では、殆ど人がある程度同じコースをプランニングしていたりします。ちょっとした移動なら、みんなでタクシーをシェアしたほうが安くて早いということがあります。

白タクのような運転手さんに話しかけられるのは慎重にすべきですが、観光客同士で、たまたま同じルートでとなれば、条件次第でお得です。会話も弾むうちに貴重な旅の情報も入手出来るかもしれません。

 

いつか、レストランでお隣のカップルがとても美味しそうなチーズを食べていて、それは、まあ、お通しのようなシステムで、ちょっと食べてはみたいけど、一塊はとても無理ってものでした。

美味しいって聞くと、美味しいよ、食べて見なよって声を掛けてくれました。

その分だけ、払ってみんなでシェア。

中には、お金はいいよって言ってくれる人もいる。

 

旅は道連れ世は情け。 人との出会いが多ければ、お互いお得なこともいっぱい増えるんです。

 

そうそう、付け加えておきますね。

こういう話をすると、必ず、怖いとか、騙されるとか考える人がいますし、まあ、確かに簡単に口車に乗ってお金をぼったくられる人も皆無ではないと思います。

まずは、親切とおせっかいの違いを知るってことです。これについては、何度か書いている記憶がありますし、旅のセミナーでもよく説明する海外旅行を楽しくする大きな秘訣ですね。

 

人間力を磨くのに海外旅行は絶対に効果バツグン。

疑うこと、信じてみること、その違いに定義はないのですが、よく考えればわかることも多いのです。

ちなみに、スリとかそういうのは、ツアーで行くとか個人で行くとかにあまり差はないと思います。相手はプロですからプロに勝つのはなかなか難しいのですが、プロはいきなり犯罪を犯しません。必ず狙いをつけるものです。

これは海外だからとかではなく、日本にいても同じだということから始めるとよいと思います。

この治安回避の問題は海外旅行の永遠の課題なので、またの機会に書きましょう。

お土産中毒から脱皮してみよう!

いってからの話の前に、準備する時こそ、どのくらいのお金を持っていくかとか考えますよね。カードを湯水のように使って、帰国してから想像を絶する請求書が来るのも恐ろしいですものね。

 

ではいくら持っていくのか。

一番簡単のはお金を持って行かない、です。

若しくは、カツカツ必要最低限だけにする、このどちらかです。

なければ使わないですから。

この考え方は、日本人には絶対考えられないと思いますが、この精神を身に着けるのは悪くないと思います。

実際には、キャッシュレス時代ですから、お金を持って行かないという物理的は要素はないですし、いざという時のためにお金にはゆとりをという精神が日本人には身についています。(これが逆に日本人が狙われる一因ですが)

でも、ケチと節約は全然違うものだと思うのですよ。

 

お買物、とくにお土産とか買うのが大好き、というか、義務みたいに思っている人が多いと思いますが、これは、お金だけでなく、時間もけっこう無駄にします。時々、頼まれたものを買うために、せっかくの旅を人のために費やしている人を見ますが、円安の損失より大きいように感じます。時は金なりという諺もあります。

 

お土産はお餞別をくれた人だけとかに割り切ってしまいましょう。

そうは言っても・・・簡単です。宣言するだけ。

「m(__)m 円安で予算がぎりぎりになっちゃた。お土産なしです。許せ!」

たったこれだけで、身も心もお財布もとっても楽になるものです。

 

そうは言っても。。。。。

それは、行ってから考えましょう。

それよりしちゃ行けないことは、お土産を頼まれること。

これ、本当に旅先での楽しい時間を奪われることになります。

「あったでいいから、買ってきて」と言われてもそこには、探すという行為が加わってしまいます。

荷物を増やさねばならなくなります。

普段の日常なら良いですが、海外ではこれがけっこうなストレスになります。

これも自分のことだけ考えるに徹しましょう。

断れないわ・・と悩む人、あったらね、と応えて忘れることです。

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でも迷いや不安は沢山ありますね。

 

特にwithコロナの世界にはまだまだ良く見えないこともあるかもしれませんが、不安は知ることでかなり解消します。

 

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