日本映画が久々アカデミー賞!これコミュネタになる!
ネットを探ると旅の達人たちはいっぱいいるね。面白くて役立つブログもいっぱい。在住者たちの情報発信も欠かせないお宝だ。
もっと大事なことがある。自分がどう現地で楽しめるかってこと。それは自らが行動するってこと。
せっかく、楽しく旅に出るなら、中身、濃~~~い楽しみ方。それは、普段からコミュニケーション能力を磨くことだよ!
おっほほ~!すごいオスカーに輝いた!
さあ、旅に出たら、現地の人や旅人たちに出会う。それで旅の楽しさは累乗で広がっていくよ。
間違いなく、この英語も題材になるね。「ドライブ・マイ・カー」
原作は村上春樹。村上春樹は世界でもファンが多い。映画の話になると出て来るのは、クロサワとキタノ。文学となると、ハルキの名前はよく上がる。
カンヌのみならずアカデミーに輝いた作品。普段、読書しない人も、海外旅行を夢見て、原作と映画は見ておこう!
私もそうする!
蛇足だけど、日本に来る外国人旅行者が映画の話をすると、間違いなくロスト・イン・トランスレーション。これも旅好き日本人には見ておいて損はない。こういうイメージなんだ、日本って、ってのが何となく肌感として分かる。
原作は「女のいない男たち」短編。だけど、映画は間違いなく世界に通用する脚本になっている。ハマグチの名前もすぐに有名になりそう。
これもチェック!
言葉は文化、感覚は世界で違う。
不思議に思うのだけど、ハルキのファンには旅先でも結構出会う。悲しいかな英語力がないと、こういう感想文っぽい会話はとても難しい。けど、例え拙い言語でも、自分の意見を持つだけで、見知らぬ場所でもたくさんの人と愉快な時間を共有できる。
で、彼らは翻訳を読んでいる。だからやっぱり違うんじゃないかって思ってしまう。
これは自分としては、ちょっと疑似恋愛体験に近い感覚。
それはね、通じていると感じることに気持ちが心地よくて、理解し合ったつもりになっているのに、実は全く違う景色を想像しているみたいな。
美しい誤解って、悪いことではなくて、ものすごい満足感と楽しさを提供してくれるものです。
一期一会の悪意のない誤解は、旅にはとっても大事なエッセンスだと気がついたら旅は大成功。お宝の自分の栄養にもなる。ちょっと傷つくこともあるけど、側面から、いろいろと新しい発見がある。やっぱり恋愛に近いなって感じか。。。
だから、こうした世界の人々が認めた作品を題材に会話が進むと、ものすごい言葉の捉え方の勉強になる。
言葉は文化、外国語が出来ないなんて、旅の言い訳にはならないってことに気が付くんだ。
かつて日本のティーンに絶大な人気のあったフランソワーズ・サガン、フランスの小説、脚本家です。
アナログ時代にあっても、今どきのZ世代なんてのは足元に及ばないくらい、イケてる青春を生きてたって世代だったけど、サガンの翻訳者が変わったらまったく売れなくなってしまった。
つまりね、日本でのサガンは、サガンでなくて、朝吹登美子って翻訳者の作品だったってことの証じゃない?
文章の味ってのはそういうものだと思うのよ。
ということで、世界に認められた「ドライブ・マイ・カー」も、そこのところも興味津々。
いつか、日本から来たって言ったら、きっと聞かれるよ。想定外の質問。
時事的トピックだからさ。
映画として考えれば、ハルキよりタキグチの方がメジャーになるかも。かなり豊かに脚色されているからね。これも引き出しに入れておこう。
そして、世界中の人たちがヒロシマに行きたいと思ってくれたらいいなって思う。
ヒロシマのことも少しでも意見は持っていたい。世界中の人がヒロシマを知っている。どう知っているかは、旅先で話すのにこれも興味深いことなんだよね。
意味深な英語タイトルはどんな展開になるかな?
で、英語が苦手と皆が言う日本人が多い中で今回の受賞は英語のタイトルだ!
「ドライブ・マイ・カー」って直訳すると、自分の車を運転するって意味だと思うよね。
これもオモシロ話題になる。なぜなら、もしこの意味で使うなら、マイカーという表現を英語はしないから。似たところではマイホームってのも和製英語だよ。
こういうの、日本人のいやらしさで、すぐ間違いだって正すんだろうけど、通じない訳じゃない。会話してれば、自分の車って意味で使っているくらい、よほどの鈍感でなければ分かるでしょ。
逆を考えれば簡単。カタコトの日本語を話す外国人の観光客に「それ、間違いよ!」なんてケチつける人の方がダメちゃんでしょう。間違いをつっこむより、想像力を働かせて意味を汲んであげるのって普通でしょ?
そして、海外旅行時のネタとして、「日本語ってネ、何でもマイってつけると自分のって意味になるのよ。」って言えば、あ~そーなんだ!簡単でいいね!ってなくらいの楽しい会話になると思う。そう、そっちの方向の話だよ。だって、英語の授業してるんじゃないからね。
そのうち、多分、イギリス人あたりが、気をつけなよ!それ!メイキング・ラブって意味になるからね。くらい冗談とも真面目ともつかないことを耳打ちしてくれそうだわね。
メ、メイク・ラブ・・・ちょっと刺激的でおしゃれなニュアンス。こういうのは日本語より英語の方がおしゃれくない?
ん~、もっとダイレクトな表現を使うセンスない奴もいるかもしれないけど。そういう時、ムキにならないで、しれっと流せるクールな日本人になりたいわ~。
で、「ドライブ・マイ・カー」ってそういう意味も持つんだと知る。へ~~~。RCサクセションが頭の中で鳴りだすなぁ・・・・・。これは残念、よほどのJPOP通じゃないと分からないかも。いや、今やJPOPも世界のトレンドだから分かるかも。。。。こういう話題で盛り上がるのは何故だか世界共通。へ~!なんてびっくりする顔をするだけで、なんでだか打ち解けた気分になる。
ハルキは、きっとこの隠語知ってたな。。と映画を思い出して確信する。。。
TPOを間違えると、旅先でとんだ誤解が生まれそう。。。。だね。わはは。それを試してみたいかどうかはあなた次第。
そうやって、会話を通して使える言葉を覚えていくのよね。
頭の中の引き出しには何でも突っ込んでおきましょう。
これでまた海外に行ったら、楽しい出会いが待ってるわ!