きっと将来の海外旅行に役立つから 番外編

無料参加日もあります!

「それ知りたいルーム」オンラインセミナーがスタート!

ワンランクアップの旅は自分で決める!

なかなか収束しない新型コロナウィルスですが、ワクチンの接種も進んで、世界もだんだん観光客に扉を開いてきました。まだまだ手探りのところもありますが、ウォーミングアップを怠らないように、旅のデザインラボもオンランセミナーを始めることにしました!

目指すは、自分自身のチカラで海外旅行に行けるようになる!このゴールを目指して、最初の一歩をはじめてみませんか?

実は、オンラインはどうかなぁと悩んでいました。

ジャマイカでのお誕生日はレストランの人が摘んで来れたお花のメッセージ。感激!
ジャマイカでのお誕生日はレストランの人が摘んで来れたお花のメッセージ。感激!

旅行って、もしも宇宙に手軽に行けるようになったとしても、「自分で出かけていく」という、と~~~ってもアナログな世界には変わりないので、オンラインでセミナーなんて臨場感としてどうなのだろうと悩んでいました。

片や、今はスマホひとつで、サクサク旅の予約も出来ちゃう時代。コロナ禍にあって、オンラインで世界各国を旅した気分になれるし、リモートワークも生活に定着したら、どこにも出かけずに十分楽しいという人々も増殖中。

ん~、それで十分だとしたら、もう旅行は家の中で出来る?なら、旅行に行くためのセミナーの価値はどこにあるのかと。

お金を払って、重い荷物を持って、言葉も通じない国に行くというアナログの魅力をオンラインでどう伝わるのか。

そんなノウハウを、モニターの向こうで語って面白いのかね? そんな疑問とこだわりがありました。

百聞は一見に如かず

確かに、ドローンの映像はきれいで素晴らしい。高いアングルからの映像を見ると、実際に旅行に行っても見えないものが見えてくる。それでも、行くにこだわる、そして、自分の肌で感じることを薦めるのには、旅には見たい食べたいの欲求以上のご褒美が自分に返ってくるからなんですよね。

海外旅行? 言葉も通じないからなぁ。。。面倒くさそうだし。。そう思っている人の方が、断然、目からウロコ1万枚!の可能性を秘めています。いいことないし、どうせ親ガチャ、なんてネガティブ気分が吹っ飛ぶこと請け合い。驚きの体験が待っています。

ちょっとした意識の持ち方、わずかな知識をプラスするだけで、お決まりのツアーだって、かなりの自由気分を楽しめたりします。まずは、ウォーミングアップ、海外へのスタートラインに立つまでに。行きたかったあのお店も、見たかったあの絵画も、自分で予約できるんだ!それだけでもウキウキしちゃいますよ!

申し込むときはあなたの疑問や質問を記入できます。参加型のセミナーにぜひ遊び感覚で来て、一緒にいろいろと考えましょう!

オンラインセミナーに参加してみる!

旅のレジェンドの言葉はいつまでも新鮮!

アフリカ モロッコ ラマダン明けのシェフシャウエン 露地で遊ぶ子供たち
アフリカ モロッコ ラマダン明けのシェフシャウエン 露地で遊ぶ子供たち

旅のレジェンドと言えば「兼高かおる」さん。1ドル360円の固定相場制の頃から、単身で海外を飛びまわっておられました。残念ながら2019年に90歳で亡くなられましたが、彼女の行動、海外に対する真摯な向き合いは、今も新鮮でポジティブなものです。

もし、初めて聞く名前だと言う方がいらっしゃったら、ぜひ彼女の「旅」というものに触れて欲しいと思います。漠然と「旅」という一文字で括るのは、限られた時間内の非日常と思われがちな冒険が、実は普通の人々の日常に触れ、素朴に何故を引き出し、歴史や文化を知り、興味を膨らませ、多彩な民族の生き方や価値観を頭の中に吸収し、誤解を理解に変え、共感を育む。生活するだけで、細胞が生まれ変わることを体感出来るものやこと。言葉にすると難しいのですが、要は身体も心も豊かにする、死ぬまで魅力的に生きることを教えてくれるからです。

 

兼高さんの残した言葉はみな実際に異国の地で体験したことですが、同時に私たちの普段の生活にも十分生かしていけるものばかりです。

 例えば、「人はみんな同じだなんておっしゃる方がいますが、祖先から住んでいる土地によって、人種、宗教によってそれぞれ違う。そういう認識を持って接することが大切です。」「これしかない、と考えない。物事が思いどおりに進まなかった時に、次の可能性に目がいかなくなるんです。」「旅は若さの泉、自分のわからない細胞を生かしてくれる。」

 

コロナ禍の今の社会に生きていると、こころに刺さる言葉でもありますよね。ステイホームで時を過ごすと、どうも下へ下へ、暗い方向に進んでしまいがち。便利なネットもストレス解消のネガティブな道具になるのも嫌だしね。

外に出て、いろいろなリアルを五感で感じること、生活の多様化で、もしかしたら、海外旅行の時間も長く取りやすくなるかもしれませんよね。

魂と細胞をきれいにする旅へ出よう!

どこに行く、何をする、あれもこれも、インスタグラムを見れば、あっという間に観光名所になる。旅行会社を訪ねれば、大抵行きたい場所のパンフレットがあるし、ノウハウ本も沢山あるし、ネットを探せば参考になる旅のブログも様々。

でね、ここで、ちょっと思い出してください。コロナ前、日本人の海外渡航者は2,000万人もいて、(現在は24万人ほど)世界を見渡せば、オーバーツーリズムの問題も深刻化していました。

日本でもインバウンド景気に沸いている一方で、外国人観光客に対するいくつかの問題はありました。私自身も、オープンして間もない銀座のピカピカの商業施設のメインエントランスに、お向かいのファッション店のチラシを敷いて座り込んた家族連れが、大きなしゃべり声を上げながらコンビニのお弁当を子供たちに食べさせている、そんな漫画みたいな光景を目の当たりにして、かなりの驚きと不快感を感じたことがあります。

 

京都での舞妓さんに対する外国人観光客の暴力行為とも思える態度や行為は、祇園に奇妙なピクトグラムの看板が立てられても収まることはなく、本来の祇園のお茶屋文化の存続にも関わる勢いでした。

もし、舞妓さんに会って、一緒に写真撮ってインスタに上げたい! が日本旅行の大きな目的の一つであれば、そして、舞妓さんや芸妓さんについて、外国語で出版されているいくつかの小説の中身が本当と信じてしまっているなら、祇園はそうなるべくしてなった、のかもしれません。

旅行者は、舞妓さんの仕事や、祇園の文化、背景などの真実を知ることよりも、インスタグラムの画像が大事だとしても不思議ではありません。

私たちもきっと同じようなことを外国でしている可能性はあるからです。

 

日本人旅行者は大人しくて、マナーが良いと信じている人もかなりいると思いますが、滞在先の人々に敬意を表するくらいの知識を持って出かけているかは不透明です。自分の国の普通や、信じていたマナーが、実は海外では奇異な行動であることは多いものです。

海外の世界遺産の建築物に書かれたいたずら書き。美しい庭園の樹木にまで彫られた記念(?)の名前や相合傘。その中に日本語を見つけることはそう難しくはありません。つまり、殆どの旅行者は悪気のない無邪気な人々なんです。

 

旅の仕方はそれぞれですし、「これが正解」というものもありません。が、生活環境が激変した今だからこそ、敢えて、こころを豊かにする旅を考えてみるのはどうでしょうか?

SDGs な生き方と自由旅行

わ~、行って見たい。絶景の画像を見る、情報番組で知る。美味しそうな食事も楽しみたいし。おしゃれな街並み、魅力的な人々、植物、動物もみたい、触れたい!世界は不思議と美しさと未知に溢れています。

 

そこに、あと一つだけプラスするだけ。そこで生活する人、文化、風習、それらすべてひっくるめて体感する旅。AIが旅をどんなに便利で楽にしてくれても、自分の頭で考える、これを磨かないと、旅の本当の楽しさは氷山の下で眠ったままです。

 

今あちこちで目にするサスティナブルな社会を目指す17の開発目標。国連加盟193か国が2030年までの達成を目指しています。この多くの国の人々が共通にものを考えるということは可能ですが、同じ価値観や環境でない限り、同じ行動が効果的な結果を生むとは限りません。

どんなに多くの情報に触れていたとしても、いざその地に行けば、間違いなく百聞は一見に如かずに出くわすものです。自分の五感で旅をするのはSDGsをグローバルに考える大切な一歩になるに違いありません。


ノウハウなんてもしかしたら、必要ないかもしれませんが。。。

それ知りたいルームのオンラインセミナーは、とにかく少人数を意識しています。

準備段階でオンラインを試してみましたが、私がアナログな人間の所為か、ずっと聞いていると、とにかく飽きちゃうんです。

なので、申し込む際に、自分の知りたいを記入してもらうことにしました。


さっきも書きましたが、旅の仕方はそれぞれで、これが正解!はないと思うのです。自由旅行というからには、「私のしたい旅」が出来ることです。が、安全に旅をするために、最低限やっておいて欲しい共通のことはあります。そして、ぜひ、自分の力で、自分の思いのままの旅が出来るようはヒントを見つけてもらえたらいいなぁと思っています。


私自身も最初は、外国なんて怖いし、お金も、時間もないし、言葉も出来ないし、テレビで見てた方が楽で安全でいいわぁ。ってずっと思っていたのですから。パスポートなんて一生いらないわ、くらいの人間だったんです。


恋に堕ちる瞬間のように、ドキッとなにかが胸に刺さる瞬間があるんですよね。何がきっかけでも、海外に行きたいって思った瞬間に、ツアーでもいいから、そのほんのわずかな時間でも自分で考えた行動が自由に取れれば、それはどんどんと面白いように次につながっていくものです。このセミナーで、誰でも背中に羽があることに気が付いてくれたら嬉しいと思っています。

お返しは、いつか自分がそうなること。

すでに遠い記憶なのだけど、いまも感謝している旅の思い出があります。私が旅を愛するようになった原因の大きな一つでもあります。ひょんなことから、バックパーカーをするハメになって、まだ日は浅かったけど、こんなに自由で楽しいんだとすっかり味を占めて、前へ前へと進んでいた頃。オーストラリアだったと思うんですけどね。とにかくそれは夜で、長距離バスの移動中の出来事でした。

今のように格安航空会社なんてなかったので、広いオーストラリアの移動にはバスを利用する人がとても多かったんですよね。私はサーファーズパラダイスの友人の家に遊びに行って、居候を決め込んでいたのですが、せっかく来たら、観光しないともったいないよと言われ、当時はまだウルルー(エアーズロック)は登ることができたし、コアラも抱っこしてみたかったし、持ち金も殆どないのに、大陸半周旅に出かけることにしました。


友人のアドバイスで1週間分使えるバスパスを買って、夕方に乗って、翌朝に目的地に着くという方法で極力ホテル代を浮かしての長距離バス旅行に出かけたのでした。バスは、安価なことに加えて、抜群の景色の良さ、生活圏を走ることが多いので、町の様子や人々の暮らしぶりがよく分かる、隣り合わせた人との会話のチャンスなど、なかなかメリットも多いものです。

ほぼ毎晩のバス移動はかなり強行でしたが、若さと体力はありましたからね。ま、とにかくお金がなかった。もともとそんな旅に出る予定ではなかったので、バスパスを購入すると残りはそう多くない。日程を考えるとよほどの倹約しないと、観光や宿泊もままならなくなる。それでも、リュックを背負って、未知なる町を歩けば、目にするものはどれも珍しく、「地球の歩き方」のコアな情報を見つけては、探し当ててみたりして。言葉もなんとか試してみる、通じなければ、メモに文字や絵を描いてみたり。まさに無知と無謀のなせる業です。日々飽きることはなかったのですが、とうとう、お金はそこをつき、ついに食事を削る羽目になっていったのです。友人の家に帰り着くまで、1日りんご1個なんてことになってしまいました。

それは、ある移動の夜、すっかり日も暮れて、深夜に近い時間にドライブインにバスが入りました。そこで遅い夕食です。私は持ち金が殆どなく、2ドルくらいで何が買えるのだろうかと売店をうろうろしていた時のことです。

一人の老人に声を掛けられたのです。「君は食事をしないのかい?」なんだかお金がないことを見透かされたような気がして、恥ずかしさを誤魔化すように、にこっと笑ってはみたものの、言葉があまり得意ではないので、何と答えたら分からない。
仕方ないので、お金がもうあまりないことを正直に言ってみた。「どこから来たの?」「日本です。」旅行者お決まりの会話をいくつか交わしたあと、おじいさんは、自分のトレイに載せたサンドイッチと同じものを棚のバスケットから取ると、何を飲みたいか?と聞いて来たのです。
「えっ!いい、いい、そんな困る!」おじいさんに決して下心があるとは思わないけど、奢ってもらう理由がないし、返す当てもない。第一、乞食じゃないんだからさ。すいすいとレジに進むおじいさんの後をついて、拙い英語で、必死で断った。

すると、おじいさんは、ゆっくりとかみ砕くように私の顔をまっすぐに見つめて言ったんです。「誰が君にお金を返して欲しいと言ったんだい?私はそんなことは望んでいないよ。いつか、君が自分の国で、困った旅行者を見た時、その人を助ければいい。それがこのサンドイッチのお金だ。ところで、何が飲みたいかね?」


私は、もう胸がいっぱいになってしまった。ただ、同じバスに乗り合わせただけの、多分、二度と会うこともないだろう人からの予測もしなかった親切に、嬉しさより戸惑いと驚きの方が大きかった。私は、そういう考え方なんてしたことなかったんだ。おじいさんは、私にサンドイッチとコーヒーの載ったトレイを手渡すと、「グッドラック!」とさっさと自分の連れとテーブルを探しに行ってしまった。

私は、不覚にも涙が溢れてきてしまって、深夜のまばらなカフェテリアのテーブルに座って、ちょっとしょっぱい味の、その日初めての食事をしたんだ。その時、絶対にいつか、私はこの約束を果たすよって誓ったんですね。


こうした人々との出会いは、旅人だからこその出来事であり、無意識の緊張感と心細さもあるから、より感受性に訴えかけられるんですよね。私は、多分もうこの世にはいないだろうあのおじいさんの言葉を忘れていないし、今もあの日に約束した通りの人になれるように意識しているの。未知なる国で出会う物事は、自分がどう生きるかみたいなことも一緒に教えさせてくれるんだとつくづく思うのですよ。

誰も私を知らない快感

異文化の中ではたくさんの発見もあるけれど、恥をかくことも多い。「旅の恥はかき捨て」とはとても良い言葉で、誰も自分を知らない場所で、周りの人々の親切に甘えながらいろいろなことを覚えていけるんですよね。


え~、そんなことも知らなかったのぉなんて言う人もいないし、好奇の目や、馬鹿にされる嫌な視線に出くわすこともあるけれど、そんな人たちにとっても、それは貴重な体験でもあるだろうしさ。自分たちの当たり前を引っ提げて、異文化の場所に行って、そのまま帰ってくるのか、両方の文化を理解して帰ってくるかの結果の違いはとても大きい。それが仕入れた情報の知ったかピーではなく、自らの体験となればなおさらだ。


私は、海外に行くと、カタコトでもなんとかしゃべるし、最低の目的は達することは出来る。もちろん、うまく行かないことも沢山あるけれど、それが課題になって次に目標にもなる。

けど、不思議、日本人の前で英語を使うのすごく恥ずかしい。なんでだろうね。と考えてみたら、日本人、けっこう細かくて完璧主義。どこでも受験でもないのに正しい言葉を使おうとしているのか。間違えないようにと思うせいかな。伝わればいいのよ。個人の旅なんてさ。時々、不思議なものを食べなきゃならないことはあるけど。。。。

ここでは私は異邦人。すごく素敵な自分と一緒に旅をしている気持ちにもなれる。それはね、何も出来ないと思っていた私が、笑ったり、怒ったりしながら、知らない異国の地で、ご飯を食べたり、電車に乗ったり、他の旅人たちと何だか知らないけど、解ったふりしてしゃべっているのだもの。

いっしょに行きましょうよ。

何もかも思い通りに出来たら良いけど、さすがにパーフェクトは難しいのは当然です。私も、たくさんの人に助けてもらって、失敗しながら、悔しい思いを重ねながら、ふらふらと世界を彷徨って来ました。今回始めたセミナーは、まず、自分の困ったが山ほどあったから、少しでもその経験が夢を持っている人の役に立てたらいいなから始まっています。

あっそうか!からなんです。例えば、列車一つでも今は誰でもネットで取ることが出来るし、憧れのレストランだって、美術館だって同様です。コロナ後は、ワクチンパスポートの問題も出て来るでしょう。


ネットで探せば情報があまりに多すぎて、それだけでウンザリ疲れてしまいます。やっと良さそうなのをみつけても、サイトが英語だったりすると、つい諦めてしまう。じゃ、ツアーならと選ぶと、どうしても混雑した時間の短い時間に制約されてしまったり。どちらにもメリット、デメリットがあります。


そんな時、どのように自分の力を使うか、旅行会社に頼むか、その使い分けが分かれば、よりスムーズにより自由に旅の計画を立てることが出来るでしょう。やり方を覚えて、自分でやってみるのも楽しいし、やっぱり難しそうだけど、ここはゆっくり自分のペースでと思えば、手配を頼めばいい。

漠然とした目的がすこしでもクリアになれば、より安全で効率の良いお金と時間をかける旅出来るようになります。行きたいなぁ、海外旅行。それ思ったら、背中に羽が生える準備が出来た証拠。コロナ後は、一緒に自由で豊かな世界に飛び出しましょう。


自分のことは自分の好みで決めたい。そんな人のために、エッセンスとスパイスを揃えてお手伝いします。

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